カルシウム不足を補える食品

妊娠期に多くのカルシウムを必要とするのは、お腹の赤ちゃんの骨や歯の形成のためにたくさんのカルシウムを供給しなければならないからです。
もしカルシウム不足になると、母体中のカルシウムが溶け出して胎児へ運ばれることになります。
その結果、母体側の骨密度が低下してしまうというわけです。
出産経験のある女性は出産未経験の女性よりも平均的に骨密度が低いという調査結果も報告されています。
出産後に骨や歯がもろくなってしまうだけでなく、肩こり・腰痛などの悪影響を引き起こしたり、イライラしやすいといった症状があらわれるケースも多く見られます。
血行不良から妊娠高血圧症になる可能性もあり、こうしたことを予防するためにも妊娠中のカルシウム摂取は不可欠なことなのです。

 

厚生労働省が推奨する成人女性の必要摂取量は年齢にもよりますが、およそ650mg/1日となっています。
カルシウムが多く含まれている食品としては下記のものが代表的です。

  • 小松菜
  • モロヘイヤ
  • 牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品
  • 納豆・豆腐・がんもどきなどの大豆製品
  • 煮干などの小魚類
  • ひじき・わかめなどの海藻類
  • 干しエビ
  • いりゴマ

カルシウムの吸収率は乳製品が約50%、小魚が約30%、緑黄色野菜が約20%などと、食品によって異なることも頭に入れておきましょう。
3度の食事だけでなく、間食にもカルシウムが含まれた食材を積極的に選ぶことをおすすめします。

 

ただしカルシウムも摂りすぎるとカルシウム血症になり、吐き気やかゆみなどの症状が出ることがあるので要注意です。
1日の摂取上限量は2500mgとなっているので、これを超える量は摂取しないようにしてください。